花粉症を発症している時期に頭がズキズキと痛くなったり、ズーンと重くなったりする人がたくさんいます。では、なぜ花粉症で頭が痛くなったり重くなったりするのでしょうか? 原因はいくつか考えられますので挙げていってみます。
花粉症の主な症状の一つである「鼻づまり」になると、当然のことながら、鼻の通りが悪くなります。そして、鼻の通りが悪くなれば、鼻を通って頭にいく酸素の量が少なくなってしまいます。頭が酸素不足になれば、必然的にズキズキと痛みを感じたり、ズーンと重く感じたりするようになってきます。
花粉症を発症している人は、その不快な症状のためにグッスリと眠ることができなくなり、長期にわたって寝不足になってしまうことが少なくありません。そして、慢性的な寝不足が続けば、その結果として頭痛になる人もでてきます。
蓄膿症とは鼻の奥にある副鼻腔というところに膿がたまった状態が慢性的になる病気です。花粉症で副鼻腔に炎症を起こした結果、この蓄膿症になってしまうことがあります。
そして、蓄膿症になってしまうと、それを治癒させない限りは花粉症の季節が終わっても頭痛や鼻づまりが慢性化することになります。もしも、蓄膿症になってしまったら、少しでも早く耳鼻咽喉科へ行き、適切な治療を受けることをお薦めします。
花粉症で喉に痛みや痒みが生じるのは、鼻がつまったために口呼吸になることによって喉が乾燥し、粘膜が荒れてしまったためという場合が多いようです。
鼻で吸収されなかった花粉の抗原成分が鼻から喉へと流れていき、そこでアレルギー反応を起こしたために喉に痒みや痛みがでるという場合もあります。
クシャミは花粉症の主症状の一つですが、花粉症でクシャミではなく咳がでるようになる場合もあります。
この原因は、喉が痒くなったり痛くなったりするのと同じです。口呼吸で喉が乾燥し粘膜が荒れて咳がでている場合と喉でアレルギー反応が起こって咳がでている場合があるということです。
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